2018年03月04日

資格から必要とされるフィールド

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他人のモチベーションを高めるコーチング、職種との適性診断はもちろん、各業界の現状まで把握するのは、キャリアカウンセラーに必要な能力です。的確なカウンセリングを行うにも、資格取得は必須で、社会的信用のため、国家資格として専門的な学びが必要です。

協議会が主催するのが、キャリアコンサルティング技能検定で、国家検定1級取得などは現役での能力保証ですが、実務経験、あるいは教育施設にて必要単位取得などが受験の条件となります。一次試験は筆記試験で、複数の選択肢からの形式と記述試験があり、考える力が問われる内容です。

二次試験では、面接官と相対したキャリアカウンセリングのロールプレイによる試験内容です。取得することにより、適職など、近年増えている転職活動に対し、望む条件に近い職に関する相談や提案ができ、社会人、さらに自分自身の人生の質を向上させられます。

キャリアカウンセラーは、企業側に有利に活躍するイメージですが、より豊かなライフプランへ導くカウンセラーでもあり、労働側の業務内容にも携わるなど、いわゆる過剰すぎる労働が行われていないのか、知るスペシャリストになります。

こうした内容も含め、近年では、名称通りのキャリアコンサルタント試験の1つに、産業カウンセラーが付帯された資格も評価されています。付加価値的ではあるものの、雇用や能力開発機構の養成講座などの能力を得た者に受験の権利があります。終身雇用問題などを含め、人材活用にはメンタルヘルスが関係するようになり、キャリアカウンセラー、産業カウンセラーが互いの能力も備える事例も増加しています。その多くは、大小企業に雇われ、カセリングルームでメンタルヘルス管理を担います。


キャリアカウンセラーの達人
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